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加納朋子・「沙羅は和子の名を呼ぶ」 感想

2015.02.13(Fri)
加納朋子さんの「沙羅は和子の名を呼ぶ」という作品を読んでおりました。

今回のは短編集みたいなやつですが、内容は不思議系のやつでしたっけ。

それこそ各短編の長短はバラつきありまくるんですが、

自分が読んだ限りでは最後の解説みたいに持ち上げまくれるような感じでもなかったかなあと。

ただ、あの魔女っ子朋ちゃんという表現はちょっと分かりますが。…だってほら、るなるなですし…?(マテww


(加納朋子・「沙羅は和子の名を呼ぶ」 感想)

「個人的な視点でみっつ」


「1、ふしぎふしぎ!とってもふしぎー!!」

今回の小説は不思議系なので例をあげれば幽霊とかも出てくる訳でありますが。

まあ、それぞれの短編には共通したテーマのようなものはあるんでしょうね。

そこら辺のは読んでれば大体察せられると思います。

しかし各短編の中身によっては微妙なのも混ざってますからな。

そこら辺のが一定の感覚でちょっと読んでてマイナスな意味に不思議にも思われました。

とにかく良い話も微妙な話もあるってことで…ふしぎふしぎ!とってもふしぎー!!

あ、ちなみに双子の話もあるんで頭の中にパッと浮かんだ…ふしぎふしぎ!とってもふしぎー!!

とまあ、とにかく不思議系の話ですから、あんまり小難しく考えなくていいんじゃないかと…。(笑)


「2、『黒いベールの貴婦人』、そして『フリージング・サマー』かな」

で、今回の短編集の中で自分が一番気に入ったのは最初の「黒いベールの貴婦人」ってやつでした。

だから掴みはオッケー的な一冊でもあるのですが、その先の話を読んでいくと気だるくもなるのなあ。

ぶっちゃけ今作のタイトルにもなってる最後の「沙羅は和子の名を呼ぶ」という話も微妙ですから。

こういう不思議系の作品って何かの歯車が狂うと妙に萎えるんだよなあ。

それこそ良い短編もあるのですが、そのどれもが何となく物足りない。

ていうか短編ではなく長編になる前の未完成的な作品ばかりだとも思うんですよ。

だから、例えば今回の本にある短編と短編を幾つか融合させたりかけ合わせたりとかして、

また新たな一冊の作品にしたら化けるようなものありましたわ。

まあ、そういう意味で言うなら「フリージング・サマー」という短編を推したいかなと思いますよ。



沙羅は和子の名を呼ぶ (集英社文庫)


「3、最後にまとめ」

とまあ、今回の「沙羅は和子の名を呼ぶ」という作品ですが。

しかし作品タイトルの短編があんまり自分の心には響きませんでしたからね。

そこら辺を思うと微妙な部分もあったと思いますよ…ぶっちゃけ。

けど、各短編を見ていると、それらの話から更に翼を広げられる要素もあるんですわ。

そういう意味ではまた別の物語が生まれる前の卵っていうかさ。

そこでつまり今作の話にあったような、

例えば「不思議」だとか、「もしも」だとか、「かもしれない」だとか…

というようなこともあるんだろうなあ~…というように思いましてつかまつりですわ。

よって記憶から消えてしまわなければ、またどこかで新たな産声が聴けるかもしれないのでしょう。

…つーか、花咲く前ですかな。…まだ殻の中かな。…いつか、どんなのが、やってくるのかな…。

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