映画・「モンスター」 感想
2015.09.07(Mon)
「モンスター」という映画を見ておりました。これは売春婦と少女の物語なんですが、狂気の連続殺人に発展するバッドエンドのルートで…?
愛、それは喜びでもあり悲しみでもありました。
しかし、あの少女がアレでしたな。
一言でいえば幼すぎるのですが、それはそれで年相応っていうか、
嗚呼、それこそがある意味でのモンスターとでも申しましょうか…?
(映画・「モンスター」 感想)
さあ、これはとある売春婦が一人の少女に惹かれまして。
その売春婦の女性が少女のどこに惹かれたかは、
それこそあの無邪気なとことか求めてもなれない部分とかあるんでしょうけど。
とにかく幼いころから酷い目に遭い続けてきた売春婦の女性は汚れ疲れ最悪だったのです。
そこに現れた少女は洗われた宝石のようなものに見えたのでしょうか。
ねえ、ああいう少女特有の若さとは羨ましく素晴らしいのであります。
しかし好奇心の塊みたいな少女でごめんなさい。
ええ、その幼すぎた少女の言動が売春婦の女性を追い詰めていくのであります。
無知とは罪であります。あの女性にとって働くとは身体を売れってことですからなあ。
ええ、何とかして堅気の道へと進もうとした女性に突き刺さる言葉のナイフ。
そして殺人も絡んでいるから、売春婦の女性の精神は更に追い詰められていくのですなあ。
あの女性としては手放したくないものがあった。
しかし、その手放したくないものを手元に置いておくには非常に高く付いたのであります。
そして積もり積もっていたものが一気に出たのでもありましょうなあ。
何とも後味の悪い作品でもありますが、誰しも人の心の中にモンスターは潜んでいるのでありましょう。
ではでは、どうかお子ちゃまは健やかに伸びやかに厳しくしっかりと躾けてくださいな。(笑)
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しかし、この作品はあの売春婦の女性の演技が真に迫っておりましたな。
そして、あの少女の演技もイラつかせるには十分でありました。
こうしてどこの国でも暗く根深い問題を抱え込んでいるのでありましょう。
モンスターはいなくならない。モンスターはどんどん増え続けている。
まあ、彷徨える怪物は仏門にでも入ってお経を読むのが一番なのかもしれません。
ナムアミダーサンマンダーオンキリキリバサラウンタッター……ケーッ!!!(゚Д゚;)
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