空色ホーム > TVドラマ・映画の感想 > 映画 クイール 感想前編

映画 クイール 感想前編

2007.01.06(Sat)
「クイール」

これは盲導犬の映画で、本当の実話でもあります。

盲導犬とは、目の不自由な人を安全に快適に誘導する犬の事。

ちゃんと訓練されてますよ。でも、なれない犬もいて。

一匹の一人前の盲導犬になれるのは、やはり少ないのでしょう。

それが当たり前。だって、預かるのは命なんですから・・・。

人間はさ、そんな彼らに決して感謝の心を忘れてはいけないって思うんですよ。

そんな当たり前の事もちゃんと描いてくれた作品でもありました。


(映画 クイール 感想前編)


クイールのお話は昔にNHKでも放送してました。

自分はそれも見ていたのですが。

ちなみにそれを見ていて自分は泣きました。

ダメなんですね。本当にこういうのには弱いので・・・。

これは一つの例えですが。そのNHK版はドラマ性重視だったとします。

グッと胸に込み上げてくる感情っていうのなら、きっとドラマ版です。

確かにそうだとしても、この映画版は淡々とした中にある優しさが描かれていた感じがしました。

やっぱりさ、其処に描きたいことは同じだと思うんですよ。

この映画の進行は、ある意味で確かに淡々としています。

だけどね、その奥底にあるものは変わらない。そうじゃないといけないから。


優しさとか、嬉しさとか。

人生に確かにあるはずの喜び――。


辛さとか、苦しさ。

人生で避けては行けない、そんな悲しみ――。



それって、誰にでもあるはずで決して変わらない。そんな不変の感情のはずですから。

理想的には"誰でもそう言う事が判れる様な人間にはなりたい"と思うんですよ。

でも、自分もそんな偉そうなことを語れるような人間じゃない。

だから"それ"についてを、あまり深くも言えません・・・。


(誰かを分かってあげる)

誰かが誰かを分かってあげようとする。

それは悲しいんだけど、本当に難しいことですよね。

例えば、誰かの事が本当に本当に好きなのに。

でも、相手からすると、それがどうにも信じられなかったり。

まあ、生きていれば色々と身に染みて感じると思いますよ。

誰だって一つどころじゃなく感じてるはずだから。おれだって山のようにありますし。


"目の見えない人の気持ち"


それってさ、やっぱ目の見える自分には決して分かってあげられる様なものじゃないんだと思うんですよ。

今、其処で目を閉じてみて下さい――。

瞼越しには少し赤み掛かった光しかないでしょう。

赤いのは命の赤。

白いのは、きっと蛍光灯の光。

でも、盲目の方はその光すら無いんですよ。

あるのは、ただ真っ暗な闇。

おれは怖いです。そんなずっと真っ暗な世界なんて。

本当に考えただけでも怖いです・・・。


あの訓練士の方ね。きっとあの人はそんなのが分かってるんでしょうよ。

だから、あんな喋り方とかするんじゃないのかな。

だとしたら、あの方は本当に優しい人ですよね。

でも、ここでこんな事を書いたって、その本当の気持ちはその方にしか分かりません。

ねえ、そうでしょ?

だから「誰かの事を分かってあげる」ってのは、軽々しいものじゃない。

本当に難しい。それが自分は切ないんです・・・。


「クイール」オリジナルサウンドトラック

(感想後編に続く)

ご拝読ありがとう♪ランキングもよろっ♪
    これはweb拍手だよ〜いっぱい送って欲しいなあ〜♪  空色のトップページに戻ります
<<映画 クイール 感想後編 | 空色ホームへ | ウィンターガーデン 感想>>
コメント
コメントの投稿
(空色へのコメントは大歓迎。出来る限りお返事も書かせて頂きます。けど内容によっては削除する場合も☆)

NAME:

MAIL:

URL:

COMMENT:

PASS:

SECRET: 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
(空色へのトラバは現在フリーとなっております。しかし送信確認できないものや宣伝などはほぼまっさつだよ☆)
トラックバックURL
http://yukimisora.blog29.fc2.com/tb.php/1697-1aaa1760

| 空色ホームへ |