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TVドラマ ハゲタカ 第1話 日本を買い叩け! 感想

2007.03.28(Wed)
「TVドラマ ハゲタカ」

この作品はNHKで放送していたドラマですね。

自分も録画だけはしてあったのですが、最近ようやく見ておりますので感想を。

しかし、これは非常に見所のある、興味深いドラマですよ。

第1話を見ただけでも、その世界に尋常ならぬ雰囲気を巻き起こしておりました。

「ハゲタカ」

それは命を失いそうな死に掛けの獲物を貪る鳥。

やつらはずっと遠くから見つめている。

そして、この物語の中での「ハゲタカ」が指し示すもの。

果たしてそれは・・・。


(TVドラマ ハゲタカ 第1話 日本を買い叩け! 感想)


「悲劇の全ては、9年前に始まった・・・」


話はある意味で、まず最初に最悪の結末が見えています。

銃に撃たれて、病院へと運ばれる男・鷲津政彦。

じゃあ、一体どうしてそんな事になったのか。なってしまったのか。

銃創。それは人の手によって引き金は引かれ作られるのです。

誰が、どうして、何故、そのトリガーを引いたのか。

まずは最初から興味が湧く。それがこのドラマでもありました。

第1話は、まさしくそのタイトル通り。


「日本を買い叩け!」


1998年。NYの敏腕ファンド・マネージャー鷲津。5年ぶりの帰国。

彼は手始めに、かつて勤めた三葉銀行相手にバルクセールを仕掛ける。

バルクセールとは銀行の抱える何百もの不良債権をまとめ買いするビジネスのこと。

まぁ、難しい専門用語もたくさん出てくるのですけど。

でも、そんなのは今時の人間は幾らだって調べることも出来ます。

気になればネットで調べればいい。

そうしたら、もっとこのドラマが面白く見られるんじゃないのでしょうか。

この作品は、"某生の扉"がやったようなことも描かれていきそうなので。


(ハゲタカ)

やつらは冷酷に獲物を貪っていきます。

以前にも空色日記で少し触れましたが。

それは確かに借金をしたのも自分だった。

それは確かに返せなかったのも自分だった。

だけど、そのせいで、誰かが人の何かを奪う。

それも理知的に。ルールを守って。それには逆らうことは出来ない。

そして、其処から生まれたのは恐怖であったり、憎しみであったり。

許せないのは自分。残せないのも自分。

とにかく、見ていてとんでもない話だと思いましたね。

でも、それは現実で一つの真実でもある。

ものすごい圧倒的な臨場感とリアルさが感じられたのですよ。


(人の意思)

様々な人の中に生まれる感情と思惑――。

鷲津政彦。彼はどうして、あの時に涙を流したのか。

三島由香。彼女はどうして、あんなにも必死に鷲津を追いかけるのか。

西野治。彼はどうして、あんなにも哀しい世界を垣間見てしまったのか。

芝野健夫。彼はどうして、あんなにも前を見据えるのか。守ろうとするのか。

その答えは全てが過去から繋がっていて、人の意思が複雑に絡み合っている。

物語を動かすのは、確かに人の意思なんですよ。

お金は人の気持ちも変える。そして、多くの人さえも動かす。


"其処"へと集まるハゲタカ。


それは鳥や投資家やファンドだけじゃない。

やつらは人の意思さえも喰らい尽くし、全てを貪っていく。

残った骨に、果たして何が残っているのでしょうか。

日本経済に大ナタをふるうハゲタカの冷酷さ。

まさにドラマは動き始めた。

だけど、それはいつから動き出していたのでしょうか。

エンディングで人は空へと手を伸ばす。何かを掴もうとする。

じゃあ一体何を掴もうとして、その手を空へと伸ばすのでしょうか――。

ハゲタカ (出演 柴田恭兵)

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