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ラヴァーズ・キス 感想

2007.05.14(Mon)
「ラヴァーズ・キス」

どうして好きになるんだろう。どうして出会ってしまうんだろう。

どうしようもないくらいに頭の中はあなたで溢れていた。

この指で触れてみたい。この腕に抱きしめてみたい。

どうして好きになったんだろう。どうして出会ってしまったんだろう。

どうしようもないくらいに胸の中はあなたで溢れていく。

この唇で触れてみたい。この胸に抱きしめてみたい。

こんなにもどうしようもなく。ただあなたの事が愛おしい。愛おしい。


(ラヴァーズ・キス 感想)


これは吉田秋生さんの作品なのですが。

自分はこの先生の作品が昔から大好きなんですよ。

前にも感想は書きましたが、「BANANA FISH」とかね。

素晴らしい作品が幾つもありますって。

わりと自分は好きな漫画家さんの作品は手に取るタイプです。

好きなんですよ。その描かれる世界観がね。

心がすんなりと溶け込むように入っていけるから。

ではでは、今回はこの「ラヴァーズ・キス」の感想を書こうと思いました。

けど、これってどうやって感想を書けばいいのかって、自分は戸惑ってしまったのですが。

でも、久々に読み返してみたのですが、本当に「愛する」って言うのは深いですね。


(欠けた月)

同じなのに、なのに、ほんの少し気持ちが変わっただけで違うんだ。

こんなにも違うんだ。同じなのに違うんだ・・・。


「待ってるからな」

「うん」


こんなにも好きなのに。行ってほしくないのに。

けど言えない。「行かないで」って。あなたには言えない。

そんな欠けた二人もいつしか寄り添って、一つになれるように。もうすぐ夏・・・。


(憧れた太陽)


「好きなもんは――しゃあない」


どうしようもないやろ。好きになってしもうたんやから。

その眩しい太陽のような笑顔をもう一度見たかったんや。

もっと側で見て、話してみたかったんや。


「そうだよな・・・好きなもんはしゃーないな」


好きな人がいました。大好きな人が。

そんな太陽の眩しさは、きっといつまでも忘れられない。

けれど、僕じゃあなたの心を埋めることはできないんですね。


(求めた星)


「もうちょっと、こうしてちゃだめ?」

「いいよ」


好きな人。その人はずっと好きな人の事を想うんだなぁ。

例えそれが叶わないとわかっていても。それでもその人は想うんだ。

かなわないね。そんなんじゃ。

そんな星の輝きを私も遠くで見つめてる。

あなたも遠くで見つめてる。

けれど、けれど今はこんなに近い。けど、やっぱり遠いや。

なのに好きなんだ。こんなにも好きなんだなぁ・・・・。


(感想のまとめ)

この作品は二人が三つ。

そして重なっていく旋律のように奏であう。

それを何かで表すならば、自分としては上みたいな感じなのかな。

まあ、読んでない人には意味不明でしょうけど。

読んでいても分かんないかも知れませんが。

だけど、えりちゃん風に言うと、この学校の人間関係は凄いんですよね。

これにはコミカルな部分も多々ありますから、読んでると面白かったです。


そして、まるで海面に映し出された"それ"は、揺れて揺られて揺らめいて。

漂っているかのようでも、近づいたり、離れたり。

留めているかのようでも、移ろったり、変わったり。

あの遠く彼方にある空では、いつだって同じようにあるのにな。


とにかく、この作品は読んでいけばいくほどに。

その感情の描き方が上手いって感動したんですよ。

きっと最後まで読むと、思わず涙する人も中にはいるんじゃないかな?

特に一度目を読んだ時とかさ・・・。

それから二度目、三度目って読んでいくと、もっと感じるものがたくさんあったとも思います。


こんなに誰かを好きになる。

こんなに誰かを好きになってく。

こんなに誰かを好きになってた。


「ああ いいな あんなキス」


それは依里子が見た「大好きだよのキス」でした。

ごく軽く、くちびるをふれあわせ、でも何より多くを伝えるくちづけ。

そんなキスを、自分もいつか大好きな人と交わしたい。


"ラヴァーズ・キス"


この作品はそう思わせてくれる。

そんな素敵な作品でもあったと思います。

では、興味がおありでしたら一度は手にとって見て欲しい作品の一つの感想でした。

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