空色ホーム > レ・ミゼラブル 少女コゼット > 世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット 第31話 穏やかなプリュメ通り 感想

世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット 第31話 穏やかなプリュメ通り 感想

2007.08.07(Tue)
「レ・ミゼラブル 少女コゼット」

前回の第30話では、ついにジャンとテナルディエに事が起こりました。

まあ、出会わなければ一番いいのだろうとは思うのですよ。

けど、出会ってしまったのは、何らかの縁があったんだろうね。

切れない、どうしても断ち切ることが出来ない因縁のようなさ。

それでも道だけはどんどん続いて。そして今回の第31話を迎えるのです。


(世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット 第31話 穏やかなプリュメ通り 感想)


"父と娘"


けど、コゼットとジャンは本当に親子ですよね。

だけど、ジャンも一層老けてしまった感がありました。

なんとなくです。けど、心労は重なったから。

テナルディエ一家は警察に捕まった。けれど、不安の影は拭えない。

不安って言うのは、そういうものでしょう。

はっきりとした形で見えないからこそ、その影に怯えるのでしょうから。

ジャンも相当に参っている。

それって、あいつには守らなくてはならない存在が在るからこそ。

だからこそ、あいつの心には影が落とされるのでしょう。

それは光ともなりえる。けれど、闇ともなりえる。

コゼットもジャンの受けた傷に対して、心を痛めた。

大切な娘。大切な父――。かけがえのない存在――。


"MILK"


けど、あったかいミルクって心が落ち着くのだろうと思うのですよ。

だから、自分も好きなんですよね。あったかいんです。

コゼットも、ジャンに対して、そのお父様に対して。

何か優しく。何か温かく。

ねえ、それはコゼットが作ったものじゃない。

けれど、それには愛情が込められています。それを思いやりって言うのでしょう。

あったかいスープ。あったかい気持ち。

それがジャンにとって、どれほどのご馳走なのか。

あいつの抱えている気持ちは計り知れない。あの子の抱えている気持ちは計り知れない。

料理には配分出来ても、その心の配分はどうしたら出来ると思いますか?


"マリウスとエポニーヌ"


まあ、これまでの描写からして、マリウスはそんなに頼れるような存在には思えませんね。

それはジャンに比べると、どれだけ彼に何か出来るのでしょうか。

その、彼が想うユルシュールに対して。彼が愛しいと想う人に対して。

けど、あいつの想いは、まあ純粋なものでもあるのですよね。

それは確かにそうでもあるのでしょう。

けど、コゼットには幸せで居て欲しいっていうのが、自分にある気持ちです。

あいつにそれが出来るというの?あいつにそれが叶えられるというの?

あいつは、もっと強くならなくちゃならないのでしょうよ。

だから、それだけの気概を見せて欲しい。

そして、テナルディエ一家は警察に捕まり、一人だけ難を逃れたのがエポニーヌでした。

ねえ、彼女にはあれでも誇りがあるのですよ。

あの子は気持ちが強いのですね。

だから、彼女がこれからどう動くのか、それが気になりました。


"穏やかな日々に・・・"


でも、ジャンも何処まで誰かのために尽くすのだろうか。

あいつは、どれだけ自分の身も顧ずに、そうして尽くせるのだろうか。

確かにそれは偽善かも知れません。確かにそれは自己満足なのかも知れません。

でも、それでも。

そうする事で、確かに救われている人がいるのは事実なのです。

人が人に何かをしてあげる。

それって、きっと人が複数になればなるほどに、何らかの混沌が入り混じってくる。

けれど、人は人のために何かが出来て。

それは、確かに人の心を救えるんだろうと信じたい。

そんな気持ちが、きっとジャンの心に芽生えているのでしょうね。

愛を込めて。花と咲いて。

コゼットって存在は、ジャンにとってどれほど大きいのか。

花となれ。咲き誇れ。

ジャンはコゼットには幸せになって欲しい。

なあ、父親は娘に幸せになって欲しいはずですよね。

それって、きっと当たり前にあるはずの感情なのだろうと思うのです。

けれど、ジャンに付き纏うのは、未だ晴れない不穏の影。

今回のように穏やかな日も、それはいつまた壊れてしまうか解らないものであり。

ジャンだって、色々と考えていることがあるだろうな・・・・。


次回は「第32話 あの日の面影」


だけど、マリウスも何処までお人好しなのだろう。

その恩返しの先にあるものが、どうしてあいつには見えないんだろうか。

あれってきっと、テナルディエの保釈金に使ったのだろうな。

あいつにある、その一線を保っているプライド。それこそ捨ててしまえたらいいのに。

そしてマリウスの見ている、これからの姿。

ああ、それは果たしてどんな世界だというのか――・・・。

空色トップ | ランキング | web拍手 | Amazon | Rakuten |

<< 降魔霊符伝イヅナ 感想 | 空色ホームへ | TVアニメ ムシウタ 第5話 巡リ会ウ夢 感想 >>
『コメント』
「コメントの投稿」(新着コメントRSS)
(コメント大歓迎。出来る限りお返事も書かせて頂きます。けど内容によっては削除する場合も☆)

【NAME】

【MAIL】

【URL】

【COMMENT】

【PASS】

【SECRET】管理者にだけ表示を許可する


『トラックバック』(新着トラックバックRSS)
(空色へのトラバは現在バリア中。送信確認できないものや宣伝などはほぼまっさつだよ★)
【トラックバックURL】
http://yukimisora.blog29.fc2.com/tb.php/2245-fc0216b5

| 空色ホームへ |