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世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット 第52話(最終話) 銀の燭台 感想

2007.12.30(Sun)
「レ・ミゼラブル 少女コゼット」

さて、ついに少女コゼットもこれが最後の感想となりました。

その物語の終幕。そして新たなる始まり。

消えたジャン・ヴァルジャン。お父さんを探すコゼット。

そして一年後、再会の場であの子が見たものは。

では、最後のエピソードの感想へと入っていきましょう。

それは人から人へと受け継がれていく物語。

歩いていこう、きっとゆける、道は、道は、続くよ・・・どこまでも・・・。


(世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット 第52話(最終話) 銀の燭台 感想)


"しろがねの時間"


ジャンが創立した学校。そこでは幼い子供たちが勉学に励んでおりました。

そこでは給食も支給されているようです。ガヴローシュもゆーとーせーでした。

それにマリウス君も弁護士として励んでいたようで。

そしてジャン・ヴァルジャンがコゼットの前から消えて、もう一年近くのこと。

コゼットのもとへジャンから一通の手紙が届きました。

支度をしてすぐにジャンのもとに向かうコゼットとマリウス君です。

しかしジャンの方から来てと言うとは、もしかしたらお父様に何か良くないことがあったのでしょうか。

何よりも不安を覚えてしまうコゼット。

そして、再会の場にてコゼットが見たもの。

なんとジャンは重い病気を患っていたのです。

それは若い世代へと誰かが降らせた白銀のような気持ちでした。

なのに無常にも時の移ろいは、もうすぐ燻し銀の輝きを奪い去ってしまうのか。


"銀の贖罪"


それは「コゼットの前」で、苦しそうに咳き込むジャン・ヴァルジャンでした。

その命はまさに風前の灯なのでしょうか。

そして、もはやそのことを彼自身も解っていた。

ついに自らの過去をコゼットに話すジャンです。

今まで言えなかった。

どうしてもこの子にだけは言えなかった。

だけどコゼットにとっては今のジャンはお父様以外の何者でもない。

大好きな大好きなお父様。そんなことはもう当たり前のことなのでした。

そしてもっとお父様の話を聞きたがるコゼット。

ジャンはコゼットに語ります。

たったパンの一切れで、あんなにも重い罪を背負ってしまったこと。

だんだんと徒刑場で人としての心を失くしてしまっていったこと。

そしてミリエル司教と出会って、彼の人としての心が救われたことを。

それは人が与えた絶望の雪。

そんなものが、あの頃のジャンの心には冷たく降り積もっておりました。

しかし彼の心を解かしたのは、同じく人が与えてくれたもの。

それは人の温もりであり、人の優しさだった。

そして、今のジャンの側にはそんな光が灯っています――。


"銀の燭台"


あの時にジャンの心を照らしてくれた、あたたかな光。

一枚の銀貨の出来事。そして自分の罪深さを知ったジャンでした。

人は誰しも平等に生まれてくる。

だけど、それから先は決して平等とは言えない。

しかし人は変わる事が出来る。

ミリエル司教様と出会ってから、それからのジャンの生き様はこれまでに描かれてきた通りです。

(参考・世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット 感想まとめ)

そして彼の最期の時は、彼が最も愛する人の前で。

あの時に「大好き」と言われた時のジャンの気持ちはどれほどだったろうか。

そして彼が最期に残した誰もが幸せになる為へのメッセージ。

それは簡単なようで、果てしなく難しいこと。


「人は変わる事が出来る」


それでもジャン・ヴァルジャンが言うならば、自分は説得力もあったような気がしました。

しかしラストシーンは自分が第48話で思っていた通りの描き方でしたね。

それは幼き日にコゼットとファンティーヌさんが歩いた道を、今度は三人で歩いていく。

あれは確かに願いは受け継がれていったようでした。

ですから、あのペンダントはこれからも受け継がれてゆくのでしょう。

それは愛しい人の手から、愛おしい人の手へと・・・。


"風の向こう"


この「レ・ミゼラブル 少女コゼット」。

最終話では何だか祈りのような願いのような。

そんな目には見えないものも描かれていたようでした。


誰かのために、その笑顔のために、

自分なりの愛のキモチ分けてあげなさい。



そう、あの歌が唄っていたようなね。

やってみよう、きっときっと出来るよって事です。

でも、そんな道はどこまでもどこまでも続いているのでしょう。

だけど、今はコゼットの幸せをジャンは見守っていてあげてください。

それは遥かなるジャンバラの彼方から。

人は変わる事は出来ても、あなたの代わりは誰にも出来ないのだから。

では、これで一年を通して毎週日曜の夜を楽しませて頂きましたが、

「レ・ミゼラブル 少女コゼット」の感想もこれにておしまいです。

最後はやわらかな微笑で笑顔で終りましょう。では、サラバイ!!

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