そらから。 color.2 「その人は誰?」
(そらから。 color.2 「その人は誰?」)
「ねえ、聞いた?空音お姉さまの噂」
それは私が昼食を取ってまもなくの頃だった。
私の耳に聞こえてきたのは騒がしくも軽い、そんな黄色い声。
はあ、また私のことを何か言っているのね。
全く、この学園の風紀も乱れたものだわ。
あ、もしかして乱しているのは私なのかも知れないけれど。
くすくす。ちょっぴり心の中で微笑ましい私の姿と出会えたわ。
自分で自分のことを笑うなんて、まだまだ私もエトワールとしての自覚がないのかしら。
まあ、それでも別にいいんだけれど。
どうせ私は別になりたくてなった訳じゃないんだから。
全くどこの誰なのかしら。私をエトワールに推薦なんてした子は。
もしも見つけたら、きっとお仕置きしてあげるのに・・・。
あ、いけないいけない。私の中のイケナイ人格が出てきてる。
(そらから。 空音回想編・「こんなイケナイお姉さま?」)
ふう〜・・・と、そんな気持ちを鎮めるために私は一息ついた・・・。
(color.3へと続く)
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