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そらから。 color.α 「とある夜の空色デイズ」

2008.02.26(Tue)


(そらから。 color.α 「とある夜の空色デイズ」)


それは学園にあるどこかの一室。

もう学園の授業も数刻前に終わりを告げたのだろう、窓の外には夕闇が舞い降りてきている。

そして、その部屋の中では・・・密やかにも喘ぐような声がまさに囁かれていた。

「・・・ん・・・っ」

それは少女の吐息だった。

それは決して広いとは言えない部屋の中。

カーテンは半開き。薄暗いような月灯影が落とされゆく中。

二人の女生徒が其処にはいたのだ。

そして、部屋が狭いがこその反響と共に、一人の少女の声は其処で花と開かせてゆく。

カーテンはそれを隠そう・・・とはしてくれない。

少女は瞳を潤ませながら、恍惚とした表情で床の上にうつ伏せになっていた。

そして、その背で覆いかぶさっている、もう一人の女性の大きくて柔らかい感触に翻弄されていた。

少女の背中で白い手のひらが蠢く。

同時に指が動き、その少女の感じやすい部分を執拗に・・・なぞりだす。

「ひゃん!」

それにはたまらずと少女は声が出てしまう。

そんな反応を見つめながら、少女の背中にいた女性は口元を緩める。

だが、その手の動きを緩めることは・・・ない。

むしろ更に早く、速く、加速していくようにして擦りつけてゆくのだ。

「はうっ、そんな・・・にっ・・・強くしないで・・・くださいっ・・・」

それを聞いた途端に女性は笑った。

「フフ、ダメよ・・・あなたは少し悪戯が過ぎたわ」

「で、でも、あれは・・・お姉さまがぁ・・・」

「なぁに?私のせいにするつもり?あれはあなたが濡らしたのよ」

女性は視線を、その今は床で包められている制服の上着へとやった。

それは目の前にいる少女にも解るように・・・ゆっくりと。

それは少女の脱いだものなのだろう。

なせなら、其処にいる少女の上半身にはブラしか付けていなかったのだから。

ある意味ではマニアックな光景が其処にはあった。

そして、その制服はどこか湿り気を帯びているように見受けられ。

いや、確かに湿っていたのだろう。

・・・その理由は、きっと二人だけが知っている・・・。

そのせいなのか・・・少女は恥ずかしそうに俯き黙り込んでしまった。

同時に女性は心の中で笑みをこぼしていた。

「そうよ、だから私が後始末を手伝ってあげているんじゃない。それはわかるでしょう?」

「は・・・はい・・・」

「だったら、ちゃんということを聞きなさい。いい?」

もう、少女は涙目だ。

恥ずかしさのあまりなのか、それとも他の感情から来たものなのか。

いつ何時、その瞳からは雫が零れるか知れないような・・・表情を浮かべて・・・。

「この子ったら・・・ねえ、何を泣くようなことがあるの。私がこうして・・・してあげているのに」

「だっ、だめなんですぅ。昔からあたし・・・そういうの・・・」

「あら・・・あなたこういうのニガテなの?気持ちいいのに」

瞳には楽しそうな光を浮かべながら、女性は少女の白い背中へと何故か唇を寄せた。

「や〜っ!お姉さま!いったい何を!?」

顔だけを振り向かせて、少女は悲鳴を上げる。

「それは・・・ほら、ちゃんと跡が残っていないか確かめないといけないでしょう?」

「そっ、そんなのいいです!ちゃんと大丈夫ですよぉ!!」

「あらあら、ダメよ。女の子のお肌はデリケートなんだから・・・もっと注意深く点検しなくちゃ」

そのまま女性は少女の肌を見つめて。

するとほんのりと少女の背中は色付いたのだろうか。

まるで桜のように綺麗な色を女性のために見せてもいるようだ。

そして、女性は明らかにそんな少女の反応を仕草を楽しんでいた。

「うーん・・・やっぱりちょっと赤くなっているわ・・・」

「す、すぐに消えますよ」

「うーん・・・そうかしら・・・ちょっと触るけどいいわよね?」

返答を待たずして、女性は少女のその赤みを指している部位へと口づけを落とす。

「えっ?ええっ!?」

少女の悲鳴もなんのその。

女性はそのまま自らの唾液で濡らした舌を使い少女の肌を舐めていき・・・。

「お姉さま、何を!?」

「いいから、ちゃんと私が治療してあげるから」

「でも、お姉さまにはあの人が・・・」

「・・・お願い、言わないで・・・」

「お姉さま・・・それじゃあ・・・やっとあたしと・・・」

だが、少女の言葉はそこで止められてしまう。

なぜならば、その時すでに言の葉を発する場所は埋められてしまったのだから。

それから、この部屋の中で・・・。

かすかにも、しかし確かに反響してイッたのは・・・いったいどんな音だったのだろう・・・か・・・。


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(〜dreaming〜)

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