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コードギアス創作・「シャーリー・フェレット」

2008.04.23(Wed)


(コードギアス創作・「シャーリー・フェレット」) 「参照リンク?・ギアスR2 第3話」


それは思いもかけない偶然から始まった。


「付き合おうか・・・だからプレゼント選ぶの」


だけど、その引き金は確かにルルの言葉からだったの。

きゃ、きゃーっ!あたし誘われちゃった!ルルから誘われちゃったよあたしっ!!

う、うん・・・実はヴィレッタ先生のバースデイプレゼントを買う・・・だなんてのは名目で。

ホントのところは密かにルルもあたしに気が合って。

歩きながらあたしは思うの。

そうそう、そして着替えて街に繰り出せば、其処からロマンスが繰り広げられて・・・。

ルルと街で二人きり。あたしとあなたのウインドウショッピング。

ガラスケースに映し出されるあなたの瞳があたしの瞳とクロスして・・・。

思わずあたしは「そうなった場合」のイメージを妄想してしまった。

それはやっぱり待ち合わせた二人の光景からよね?・・・うんうん。("▽")ドキッ!


「やあ、待ったかい?」

「ううん、あたしも今来たトコロ」


もうっ、彼ったら少しだけ待ち合わせの時間に遅れてきたわ。

あたしはいつも以上にオシャレをして可愛く見せて来たのにっ。ぷんぷん!

だけど、ルルったら今日は制服じゃなくって、まるで皇族のようにカッコイイ服着ちゃってさっ。

そんなの見たら、あたし・・・み、見とれちゃうじゃないっ!

あ、あたしはどうかなー?彼の目から可愛く見えているかなー?

聞きたい!聞きたくってしょうがない!o(>ロ<o)

ああ、あたしのばかばかばかー!恥ずかしくって聞けるわけないのに〜っ!!

そして、あたしは彼の方に向かってとたとた歩くの。

そしたらあたし、ころんじゃいそうになっちゃうの。

そしたらそしたら、ルルがあたしの腕を颯爽と取ってくれて、そのまま彼の胸にダイブイン。

え?えーって!ドキッ!ドキドキッーって、あたしの中でライブオン。

そして、見つめあったまま・・・

もう、互いの顔は赤く染まって・・・それがどんどん近くなって―――きゃ、きゃーっ!!(*/▽\*)キャ

や、やだ、ルルーシュってば。あたしたち・・・そんなのまだ早いよっ!

えっ、でもイマドキなんてキスくらい挨拶同意なのよね?

ほらー、この前会長から貰った本にそう書いてあったよー。

そ、そそそ、それにキスをした・・・なんてのは始まりで、実は其処からがプレイ本番だ、だ、だだなんてっ!!

あ、あの本はすごかった・・・ぽ・・・あたしぃ・・・。(≧_≦)

あれ、何だか口の中で唾液が溢れ出してきたよ。

思わずそれをあたしはゴックンって喉を鳴らして飲み込もうとする。

だけど、唐突にルルーシュが話しかけてきたから・・・ドックンあたしー!!


「なあ、シャーリー。そういえば君の誕生日っていつだったかな?」

「えっ、ええ、ルル。どうしてそんなこと聞くの?」

「んっ、ああ、いやあ・・・少し気になったんだよ。ほら・・・生徒会の仕事で色々あるじゃないか」


え、えーっ!?ルルったら、どうしてそこで瞳をそらすのーっ!?

しかも彼ってば横向いたままで耳が真っ赤になってー!?

ま、まさか・・・ルルーシュってば照れちゃってる?あたしに対して照れちゃってるっ!?

ああ、ついにあたしの気持ちが彼に届いたのかしら!

だったら、やっぱりこのデートであたしとルルは・・・やっちゃって、やっちゃっていいの、あたしーっ!?(*≧U≦*)

会長!今こそあなたから教わった全てを発揮するべき時が来たのかも知れません!!

思えばあたしも猫の着ぐるみとかきた時もありました。

後ろから胸とか揉まれちゃった時もありました。お風呂で確かめられた時もありましたっ。

けど、けどーっ!そんな花も恥らう乙女もついに花開く時をーっっ!!

え、えとえーと、この場合は「足」を開くの?

えとえーと・・・ええええっ!?ルルってばそんなに見つめないでよう〜〜っ!!

あたし・・・テレちゃうよ。もう・・・そんなのやだあっ♪

見ないで見ないで見ないで〜〜〜〜っ!!

もうっ、思いっきりやっちゃって、やっちゃってよ、あたしにぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!(////▽)


「ね〜、おかーさーん。あそこで髪の毛をフェレットの尻尾みたいにゆらしてる人がいるよー?」

「シーッ!見ちゃいけませんっ!」


それは・・・例えばの話である――。

そんなどこかで少女脳内領域一人として繰り広げていた頃にも。

そんな気付かぬ場所から見知らぬ親子に指差されていた時にも。

また同じ様にどこかでは、一人の少年が綿密にとその自らの思考回路を働かせていたのだ。

そして、その少年はこれからの行動も決定したのか、颯爽と街へ向かうようだ。


(ふん、存在しないはずの弟ロロ。まずはあいつからだ。そして・・・俺の妹、ナナリーの居場所を・・・)


少年が歩く道すがら。そのすれ違っていく建物のガラスで。

何だか少年が意味ありげに浮かべた微笑だけ映し出されてはすぐにまた消え去ってしまう。

そして、その内に視線の先で少年は見つける。

それは一人の少女が可愛らしく着飾って待っていた姿を。

彼女の名は「シャーリー・フェネット」。

少年はそんな彼女を見ていると思う。いつまでもこのままじゃいけないのだと。

確かにそうだと心の中では思うのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だが、今は――。


(〜終〜)


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