そらから。 〜空からのメモワール〜 空音.4 「冬のロンド」
可憐な水の音・・・。
ふふ、そんな曲が昔にあったわ。
あの曲はとっても綺麗な旋律を、
この私の胸の中にも響かせてくれたの。
今だって、ほら瞳を閉じれば聴こえてくる・・・わ。
(そらから。 〜空からのメモワール〜 空音.4 「冬のロンド」)
もうすぐ冬になる。
この季節になると、私は一人の少女のことを思い出す。
そう、あの子の名前は・・・「霜月 ゆかり」――。
ゆかりは私の事を一途に慕ってくれていた。
あんなにもあんなにも・・・。
ふふっ、馬鹿よ・・・私のことなんて・・・・。
(そらから。 〜so la ka ra〜 ゆかり/image.1 「木漏れ日の並木道」)
そうだわ、学院にとても可愛らしい子がいたの。
その子の名前は「神坂 美空」ちゃん。
ええ、美空とは先日出会ったばかりなんだけど。
そう、彼女は転校生。
それが私はすごく気になっているの。
何だか今は分からないけれど、美空には不思議なものを感じるわ・・・。
まるで(既視感)すら覚えてしまうような。
そんなことが、もしか、有ったのか・・・?
それとも、もしか、無かったのか・・・?
それは、私の中で空っぽのまま満たされてはいないよう・・・。
ただ、ほんとに・・・ふふっ、おかしなデジャヴよね――。
(そらから。 〜so la ka ra〜 美空/image.1 「ノートノートノート!」)
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