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そらから。 〜so la ka ra〜 short.2 「ネット小説で絶対にぶつかるダッシュ――間隔の罠 前編」

2008.11.21(Fri)


(そらから。 〜so la ka ra〜 short.2 「ネット小説で絶対にぶつかるダッシュ――間隔の罠 前編」)


「それにしても、このネット小説・・・って、やっぱり」


その時、「月館真綾」は自分の部屋にあるパソコンで一つのネット小説を読んでいた。

この世界にはインターネットの中にも様々なる物語が存在する。

真綾は学院の図書館にある無数の蔵書類には当然のこと。

しかし、ネットの中にあるものに対しても、それと同じくらいの興味を抱いていた。

この世の全ての本に目を通す。

それが、この真綾にある願望のひとつ。

この学院の生徒達には、

いや、それこそ全世界に住まう存在には、

それぞれ少なからず、

そういうものを抱いているのかも知れない。

そして、今ここにいる真綾にとっては、

本などを読むことによって得られるものがあったのだが・・・?


それにしても・・・と、真綾にはふと気になる事があった。

それはネット上の小説などや、それこそブログ、サイト、数々の文章。

そういうものを真綾が読んでいると、必ずといって見つかるもの。

それは「――/ダッシュの文字間隔」のこと。


例えば、その「―」を二本並べる。

すると「――」。


さあ、果たして。

その瞳にはどのようにして映されるのだろう?

それは途切れないように表示されているものと。

それが、なぜか途切れてしまい、間隔として開いてしまうもの。

おそらくは、そんな二通りのものがあった。

そして、多くの人はそれを繋げて見せたいと思っているはずであり・・・。


「なのに、うまく繋がらない」


と、それが真綾はあまりに気になってしまう。

わりと真綾は細かい性格のようだ。

それで、先日だが・・・

そういうことに詳しい、「姫之宮音々」へと尋ねてみた。

音々は学院通信部の主的存在。

真綾は図書館の主的存在。

それは情報と本。媒体こそ違えど知識の源。

ゆえになのだろうか・・・この二人には接点となるものも多かった。

ネット上には様々な知識が溢れている。

だが、それでも足りないものだってあるだろう。

そういう時に、音々は図書館へと訪れる。

そして、真綾に尋ねるのだ。

つまり、その逆的と近しいパターンも・・・これまた然り――。


(short.2 「ネット小説で絶対にぶつかるダッシュ――間隔の罠 後編」に続く)

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